虐待とまでは言えない

50代になったアダルトサバイバー。PTSDを経て強迫性障害に至るまで

タイトルについて

PTSDの原因となった両親からの行為は、

主に殴る蹴る、夜に外に出されるなどの

身体的暴力と言葉によるハラスメントです。

 

ニュースなどで目にする虐待関連の事件のように、

監禁やネグレストなどと言った明らかな異常性は薄く、

ただ認識を間違えた厳しすぎる躾、時代性や環境の

要因が強く、虐待とはっきり決めつけるには

モヤモヤした感情が残ります。

親からの愛情も感じていたので特にそうです。

「…とまではいえない」と付けたタイトルは

このモヤモヤ感からです。

 

虐待を受けていたのに他の要因などで

被害者意識が薄くても子どもの心は確実に

ダメージを負います。

 

このブログはそんな曖昧な愛情と恐怖、時代性の

入り混じった複雑な状況を親から与えられて

育った子どもが歩んだ記録です。

 

PTSD (心的外傷後ストレス障害) =

実際にまたは危うく死ぬ、深刻な怪我を負う、

性的暴力など、精神的衝撃を受けるトラウマ

(心的外傷)体験に晒されたことで生じる、

特徴的なストレス症状群のことをさす。

(日本トラウマティック・ストレス学会

   webサイトより)